遊戯王デッキ紹介【ラドリーのおっちょこちょいが実を結ぶように見守るデッキ】

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これは没になったアイキャッチ

 

挨拶って時間帯によって変わるので難しいですよね、アド鳥です。

 

#遊戯王BNのタグの拡散力すごいですね、今後も積極的に使っていこうと思います。

 

さて、今回紹介するのは「ドラゴンメイド」のデッキです。

 

「ドラゴンメイド」とは言っても、「普通に」ドラゴンメイドするデッキではありません。

 

ドラゴンメイドで最も採用率の低い、「あの娘」が一番仕事するデッキです。

 

 

デッキ紹介

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いつだって60枚


なんかごちゃごちゃしてるなと思ったそこのあなた、

 

大☆正☆解

 

です。その純粋な価値観を大切にしてください。アド鳥は失いました。

 

 

最重要カードは《ドラゴンメイド・ラドリー》。

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かわいくて不遇な娘ってかわいいよね

 彼女の仕事ぶりが、ゲームの趨勢を左右します。

詳しくは後述しますが、マジで大事です。

 

回し方

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つたわれ(懇願)


忙しい人向けに3行で説明いたしますと、

①墓地を肥やします

②墓地を肥やし続けます

③肥えた墓地を使って勝ちます

このようになります。至ってシンプルなデッキです。要するに【ライトロード】です。



…図で省いた部分についていくつか説明を加えます。

 

ラドリーの重要性

《ラドリー》が継続的に墓地肥やししてくれないと、

リソース不足で死にます。

仁王立ちが切れたら大惨事です。

《ラドリー》が欠勤していたら、図の通り先輩たちの伝手で呼んできてもらいましょう。

他のデッキでサボってる分、馬車馬のように働いてもらいます。

 

また、「3枚ずつ」チマチマ落としてくれるのもポイント。

ゲーム序盤でいきなり《お心づくし》がすべて墓地に送られる事態が起こりにくいのです。

《芝刈り》で急激に墓地を肥やす場合と異なり、《チェイム》で安心して《お心づくし》をサーチできます。

 

解門1枚からキュリオスをリンク召喚するルート

画像だけ貼られてもわからん、という方のために載せておきます。

  1. 《七精の解門》を発動し、《暗黒の招来神》をサーチ、そして召喚して《混沌の召喚神》をサーチ。
  2. 《暗黒の招来神》の②の効果を適用し、《混沌の召喚神》を召喚し、それを素材に《リンクリボー》をリンク召喚。
  3. 《七精の解門》の②の効果で手札1枚をコストに《混沌の召喚神》を特殊召喚し、それを素材に《サクリファイス・アニマ》をリンク召喚。
  4. 《暗黒の招来神》《リンクリボー》《サクリファイス・アニマ》を素材に《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚。

以上の手順で、手軽にキュリオスをリンク召喚できます。

戦況に応じて必要な1枚(仁王立ち)を落としておきましょう。

《暗黒の招来神》からでも、《七精の解門》→《混沌の召喚神》とサーチして、手順2から始められます。

 

 

毎ターン魔王が出せるギミック

 図の通り、リンクリボーが殴られては蘇ることで、魔王様が何度でも蘇ります。

《巨神竜の遺跡》は表側表示のカードが必要なので、別途カードを用意する必要がありますが、毎ターンレベル1の《巨竜トークン》(光属性)を生成することができるので、毎ターン《リンクリボー》を自己再生できます。

 《解門》で《混沌の召喚神》を毎ターン蘇生するのにも手札コストが別途必要ですが、こちらは《混沌の召喚神》が闇属性なので、自分のターンにも《魔王様》が帰ってきます。

上述の《キュリオス》をリンク召喚するギミックでパーツが揃うので、序盤のハンデスに便利です。

 

毎ターンランク4が出せるギミック

 《ジャイアント・レックス》は除外されると特殊召喚できるレベル4です。

《ファントム・オブ・カオス》は墓地のモンスターを除外できるレベル4です。

《七精の解門》は毎ターン手札1枚と引き換えに《ファンカス》を蘇生できます。

 

つまり、3つ揃えば、

永遠にランク4を生産し続けられます。

永遠にエメエメできます。

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3枚(の内1枚はエメラル)を戻して1枚ドロー

 

カードの使いどころとかアレコレ

黄金卿エルドリッチ

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墓穴打った奴絶対に許さない(ピン差しなのが悪い)


パワカ。強い。でもピン差し。買いに行くのがめんどくさいだけです。自粛自粛

実際の所2枚引いても困るので1枚。

墓地に落ちてると安心できるカード第1位ですね。

《解門》とシナジー形成して、永遠に《星遺物の守護竜》を手札に加えてます。

 

定期的に《エルドリッチ》で魔罠ゾーンを整理しないと、永続魔法とセットカードで溢れて大変なことになります。

長期戦では《仁王立ち》とはまた違った意味で生命線です。

 

 

隣の芝刈り

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パワカ。デッキ上限増えないのはこいつとシャッフルしづらさのせい



初手にあったらまず何も考えずに使います。そうすれば《うらら》が飛んできます。

これで比較的安全に《お心づくし》や《解門》を発動できます。

 

相手が《うらら》を握ってなかったら、気にせず増えた墓地アドも使って戦っていきましょう。

 

《暗黒の招来神》×3や、《お心づくし》×3がまとめて落ちることもありますが、そういうカードなので潔く受け入れましょう。ホントうらら打って…

 

 

置換融合

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精神年齢小学生だからカード名で一生遊べる

手札は素材にできないの注意。初見で間違えてる人絶対いそう。

基本的に②で《ハスキー》戻してまた《シュトラール》するのに使います。

稀に①で融合します。

ルール上《融合》であることに特に意味はないです。

 


封印の黄金櫃

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このデッキだと結構2回目のスタンバイフェイズを迎えます

基本的に《嵐征竜-テンペスト》を除外して《パルラ》をサーチするか、《ジャイアント・レックス》を除外して特殊召喚します。

 

どちらも不要な場合は、必要なカードを《ラドリー》が落としてしまわないように除外しておいて、2ターン後に手札に加えたりします。(本来想定された黄金櫃の使い方)

 

 

七精の解門

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幻魔一のパワカ。再録されそうにないしセットで集めとこう



《キュリオス》出したり、無限に魔王やエクシーズを生み出す化け物カードですが、③の効果もこのデッキではフル活用します。

 

まず条件に該当するレベル10モンスターは

・《黄金卿エルドリッチ》

・《ドラゴンメイド・シュトラール》

の2体が存在します。

どちらも息をするように手軽に出てくるので、気づいたら条件を満たしてます。

 

続いて回収するカードの候補ですが、

・《ドラゴンメイドのお出迎え》

・《巨神竜の遺跡》

・《星遺物の守護竜》

・2枚目以降の《解門》

と豊富にあります。

《ラドリー》が落としたカードから戦況に合ったものを選びましょう。

 

使用済みの《星遺物の守護竜》を《エルドリッチ》で墓地へ送り、《解門》で手札に戻す動きが、無駄が無くて個人的にお気に入りです。

 

 

仁王立ち

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世界一信頼できる防御札。永遠に愛してる。



 ②の効果はこのデッキの生命線です。基本的に他のカードで相手の行動を捌き、攻撃を通したら確実に負けるターンでのみ使いましょう。

除外から回収するギミックは不採用なので、最大3回まで延命できます。

 

 

ヴァレルロード・ドラゴン

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イラスト見たいから画像貼ってる節ある



汎用リンク4。安くて強い。もう3回くらい再録してくれると安心。

《ピスティ》や《クロシープ》たちが散らかしたフィールドを空けるために4体くらい贅沢に使って出すことも多々あります。

《クロシープ》を素材にするとたまにリンク先が空かないバグが発生します。

マーカーが被ってることに文句を言っても始まらないので、上手くやりましょう。(雑)

 

 

クロシープ

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実質ノーデンの上位互換



儀式デッキと融合デッキのおもちゃですが、このデッキでは融合関連の効果を主に使います。

《シュトラール》をリンク先に置いておいて、もう一方のリンク先に《ラドリー》を蘇生し続けるだけで毎ターン仲間が増えます。

それが揃うとモンスターゾーン6つでは不足し始めます。《ナサリー》もいた日には大渋滞です。

モンスターゾーンは適宜整理するようにしましょう。

 

守護竜ピスティ

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4大守護竜リンクモンスターの生き残り。こいつは許されるでしょ



このデッキでは、ちゃんと②の効果も使います。

決して《チェイム》1枚から《天球の聖刻印》を出すためだけに入ってる訳ではありません。

使い方はとっても簡単。

適当にリンク召喚して、《星遺物の守護竜》で都合のいい位置にずらすだけ!

めっちゃ簡単ですね。

《ピスティ》+《チェイム》を《置換融合》すると《・F・》が出るとかなんとか。

 

 

サンプルリプレイ

百聞は一見に如かずなので、対戦リプレイも置いておきます。このご時世なので3密に気をつけて撮影しました。

 死ぬほど恥ずかしいプレミを連発してますが、少しは動いているイメージが掴みやすいと思います。

ドラゴンメイド主体で回すとこんな感じです。

 

 

改造案

今週末発売される「RISE OF THE DUELIST」に、「ドラゴンメイド」の新規が収録されます。

通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのドラゴン族モンスター1体と
相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「ドラゴンメイド」モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。 

 

 遊戯王.jpの画像は無断転載禁止だそうなので、公式ツイート1つとwikiのテキストを引っ張ってきました。

 

 ①フリチェ妨害

②墓地効果で展開

 

…流石11期、オマケでアドを取ってく時代は違いますね。

3枚採用決定です。

 

とはいえ、悲しいことにデッキは60枚まで遊戯王のルール(芝禁止でいいから上限撤廃してくれないかなー)。

 

枠が既にキツくなりつつあるので、実際は《マーレラ》1枚増量と《お片付け》2枚in、《置換融合》1枚と《遺跡》1枚、《ブレスル》1枚outといった感じになりそうです。

 

デッキの方針に変更はありません。

むしろこの構築のための新規と言っても過言でないくらい噛み合っています。

好きなだけ「ドラゴンメイド」をとっ散らかしていきましょう。

 

 

また、エラッタされて帰ってきた《レダメ》も採用候補です。

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イラスト違い良いですよね

・レベル10なので《解門》の条件を満たせる

・除外したモンスターは《ピスティ》で特殊召喚でき、自身も《ピスティ》で特殊召喚できる&《ピスティ》を特殊召喚できる。

・《ファンカス》でコピーする旨みがある。

といったシナジーがあり、採用したいのは山々なのですが、

・序盤に素引きすると扱いに困る

・モンスターゾーンが6つしかないのを既にキュークツに感じてるので、上振れの展開札を入れる必要性が薄い。

という現状から、採用を見送っています。

素引き云々が解決すれば採用することになると思います。

 

また、現状フィールドゾーンだけ空いてるので、そこを有効活用できれば魔罠ゾーンが増えるとも思ってます。

「ドラゴンメイド」のお屋敷とかこないかな…

 

終わりに

このデッキは、《ラドリー》のテキストを読んだ時、いやそれ以前にイラストが公開された時からの、「《ラドリー》でデッキを組む!」という決意(?)を形にしたものです。登場からかなり時間が経ってしまいましたが、その分強力で、絶対に《ラドリー》が欠かせないデッキになりました。しかも自然とほぼ全ての「ドラゴンメイド」を採用できる構築になったのも嬉しいポイントです。

 

めちゃくちゃフィーリングで回してるので、恐らく全要素は言語化できてないです。

思いつき次第追記していきます。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

また次回お会いしましょう。

・・・また次回があればの話ですが

※追記

「お片付け」など入った最新版はコチラ

adotori.hatenablog.com