遊戯王デッキ紹介【1ターン3大権現】もとい【9軸カラクリ】
次元大会は終わりましたが、まだまだ投稿は続けます、アド鳥です。
今回はいつも通り現行レギュレーションのデッキ紹介です。
目次
デッキ紹介
効果テキストはこちらから(OCGカードデータベースのデッキレシピに飛びます)
またまた60枚デッキです。ここ60枚デッキしか紹介してねぇな
《カラクリ大権現 無零武》を並べて制圧するデッキ、というのが一番簡潔な表現だと思います。
回し方
画像左端の3枚のいずれかが初動になり、《無零武》のS召喚を目指します。
《スクラップ・リサイクラー》初動
初動:《スクラップ・リサイクラー》+手札コスト1枚
- 《リサイクラー》をnsし、《ローズニクス》を墓地へ送る。墓地から《ローズニクス》を除外して《水晶機巧トークン》をssして《スクラップ・ワイバーン》をリンク召喚。
- 《ワイバーン》の効果で墓地の《リサイクラー》をssして破壊し、デッキから《スクラップ・ゴーレム》を特殊召喚、《ワイバーン》自身を破壊。《ゴーレム》の効果で《リサイクラー》をssし、《ジェット・シンクロン》を墓地へ送り、自身の効果で《ジェット》をss、《ジェット》と《ゴーレム》で《ハリファイバー》をリンク召喚し、《幻獣機オライオン》をss。
- 《オライオン》と《リサイクラー》で《星杯の神子イヴ》をS召喚し、《星遺物を継ぐもの》をサーチして《幻獣機トークン》をss。
- 《神子イヴ》と《幻獣機トークン》で《カラクリ大将軍 無零怒》をS召喚し、《星遺物-『星杯』》と《カラクリ蝦蟇 四六二四》をss、《四六二四》と《無零怒》で《無零武》をS召喚して2枚目の《四六二四》をss。
- 《継ぐもの》で《無零怒》をssし、墓地の《四六二四》で「カラクリ」モンスターの表示形式を変更、《無零怒》と《無零武》の効果が誘発し、1ドローと相手フィールドから1枚除外。フィールドの《四六二四》と《無零怒》で2枚目の《無零武》をS召喚し、《カラクリ法師 九七六三》をss。
結果:《ハリファイバー》、《無零武》×2、《「星杯」》、《九七六三》、墓地に《四六二四》、1枚ドロー、相手フィールド1枚除外
この盤面は、相手ターンでは
- 墓地の《四六二四》を除外することで《無零武》×2の効果を誘発させて2枚除外。
- 《「星杯」》でEXデッキからssされたモンスターを除去。
- 《ハリファイバー》で《水晶機巧-クオンダム》をssし、《九七六三》と共に3枚目の《無零武》をssして《カラクリ参謀 弐四八》をss、「カラクリ」モンスターの表示形式を変更して《無零武》が誘発、1枚除外。
の3妨害になり、
次の自分のターンでは、残った《無零武》の数まで相手フィールドのカードを除外したり、墓地の《「星杯」》を除外して《星遺物の胎導》をサーチして発動することで《真竜皇 V.F.D.》や《無限起動アースシェイカー》、《星神器デミウルギア》の素材を確保したりできます。
《昇華騎士-エクスパラディン》初動
初動:《エクスパラディン》
- 《エクスパラディン》nsし、《チューン・ナイト》を装備してss、《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚、《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》をサーチ。
- 《イゾルデ》の効果で装備魔法カード4種を墓地へ送り《終末の騎士》をss、その効果で《亡龍の戦慄-デストルドー》を墓地へ送りss、《デストルドー》と《イゾルデ》で《ハリファイバー》をリンク召喚、《幻獣機オライオン》をss。
- 《オライオン》と《終末の騎士》で《瑚之竜》をS召喚し、《幻獣機トークン》をss、《瑚之竜》と《幻獣機トークン》で《無零武》をS召喚して《九七六三》をss&1ドロー。
結果:《ハリファイバー》、《無零武》、《九七六三》、手札に《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》&1ドロー
相手ターンで《無零武》をS召喚して《弐四八》をssすることで2枚除外できます。
《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》が手札にあるので、次のターンでの除去にも困りません。
《カラクリ商人 壱七七》初動
初動:《壱七七》
- 《壱七七》ns、《九七六三》をサーチしてss、《カラクリ将軍 無零》をS召喚し、《四六二四》をssし、《無零怒》をS召喚、2枚目の《四六二四》をss。
- 墓地の《四六二四》を除外して《無零怒》の効果で1ドロー。
- 《四六二四》と《無零怒》で《無零武》をS召喚。
結果:《無零武》、墓地に《四六二四》、1ドロー
オーソドックスな「カラクリ」の展開ですね。初動を嵩増しするために採用しただけなので、他の良いギミックを採用できるなら真っ先に抜けるところです。
上記のいずれもない場合
上記の初動がいずれもない場合、《王の舞台》から「ジェネレイド」モンスターをssして耐久したり、《機巧蹄-天迦久御雷》でひたすらビートダウンしたりしてお茶を濁します。
場に出せたレベル9モンスターを対象に《胎導》を発動すれば《デミウルギア》やランク9Xモンスターを出せますので、結構どうにかなります。
《ワンチャン!?》について
このデッキはレベル9を主体としたデッキですが、レベル1サポートの《ワンチャン!?》も活用します。
《四六二四》、《水晶機巧トークン》、《チューン・ナイト》など、どの展開でもレベル1モンスターがフィールドに出るので発動条件を満たしやすいです。
サーチ先として、
- Sモンスター除去兼打点の《機皇帝グランエル∞》
- 更なる展開につなぐ《カクリヨノチザクラ》
- 《増殖するG》メタにもなる《ドロール&ロックバード》
- 汎用的な妨害札《エフェクト・ヴェーラー》
を採用しており、柔軟に対応できます。
《グランエル》は《スクラップ・ワイバーン》を自壊させれば能動的に出すことができます。
終わりに
召喚権使って細いルートを辿るデッキですが、止められても手札のレベル9をssすればどうにかできたりするので、結構戦いやすいデッキです。
課題としては、どのルートも《ハリファイバー》がマストカウンターであり弱点が明確なこと、事故札が多いので勿論事故率が高いことがあり、そこは改善点ですね。
次回があればお会いしましょう。
………今気づいたんですけど、このデッキ1ターンで大権現3体出てないですね…