次元最強王決定戦レポート Side: Adotori
前回に引き続き、次元最強王決定戦の話です。
大会概要はコチラ
アド鳥の使用デッキはコチラ
今回は大会のレポートです。
どの対戦も何かが1つ違えば大きく変わっていたであろう、ギリギリの試合でした。
予選(スイスドロー3回戦)
第1回戦 vs【破械メタル】(火月さん)
先攻はアド鳥。《ダンテ》で《マガジン》と一緒に《バックショット》が落下するも、しっかり《ベアトリーチェ》を立てて終了。この時、火月さんが《TG ワーウルフ》をssしてきたので、シンクロ次元orランク3エクシーズ次元と予想。あとマウスの接続が切れた上に再接続されなくてめっちゃ焦った。敵が2人になった瞬間だった。
続く火月さんのターン、《補給部隊》を置いた上で《メタルフォーゼ・ビスマギア》の効果で《ワーウルフ》を割りながら《メタルフォーゼ・コンビネーション》をセット、そしてそれを割って《破械童子アルハ》をss。ここで融合次元かリンク次元だと予想したが、今大会ではリンク次元は制限・準制限カードを一切使用できない縛りがあるので、《破械神ラギア》で除去し《雙極の破械神》で殴る融合次元と予想。予想が二転三転してるけど気にしない。
この後は《ファーファレル》で「破械」をやり過ごしつつ、リソースの維持と回収札を引けるようにひたすらデッキを圧縮。《破械神アルバ》がリンク召喚されたことでリンク次元と判明。殴ってるうちに《魔導雑貨商人》をリバースさせてしまい《抹殺の邪悪霊》が落ちる。「破械」の動きで《抹殺の邪悪霊》を拾われて思うように殴れなくなったので、《バックショット》と《バルバリッチャ》、あわよくば《居合いドロー》でのバーンダメージでの勝利と、デッキが残り30枚で《補給部隊》が2枚あったことから、強制ドローによるライブラリーアウトの両方を狙い始める。
※火月さんは60枚デッキです。
なんやかんやしてるうちに、火月さんの手札は溢れ出し、場には残っていた最後のリンク4《トポロジック・ゼロヴォロス》が着地。そしてP召喚で《ゼロヴォロス》の全体除外を誘発させるられたのでアド鳥もすかざず《貪欲な瓶》とモンスター効果を受けない《ディノミスクス》のモンスター化をチェーンし壁を用意。《マスカレーナ》に殴られるもしのぎ切り、返しで《未来皇》をX召喚し《ゼロヴォロス》を奪おうとするも《デーモンの呼び声》+《強制終了》で防がれる。《抹殺の邪悪霊》も未だ保持しており、ほぼ攻撃が通らない盤面に。既に《トロイメア・ユニコーン》を使わせてるので、《ゼロヴォロス》の全体除外か複数回の効果破壊で《未来皇》を突破してくると読みつつターンエンド。
返す火月さんのターン、ここで本人曰く痛恨のプレイングミスが発生。
《雙極の破械神》を《マスカレーナ》のリンク先にssし、《ゼロヴォロス》を誘発させてしまう。
溢れていた火月さんのリソースも《ゼロヴォロス》の度重なるぶっぱにより尽き始めており、モンスターをセットしてエンド。
アド鳥も攻撃力7600と化した《ゼロヴォロス》を突破する手段が無く、《ベアトリーチェ》をX召喚してターンエンド。火月さんの《ゼロヴォロス》を《ファーファレル》でやり過ごすと、15ターン目にしてようやく《貪欲な壺》をドロー。これにより1ターン目に墓地へ送られた《マガジン》が有効になり、《バックショット》で《ゼロヴォロス》を突破。しかし未だ《抹殺の邪悪霊》を握られていたことと、火月さんのLPが3500、デッキが残り10枚であったことから、バーンとライブラリーアウト狙いを継続。
途中《ラヴァゴ》を押し付けられてヒヤっとするも、《マスカレーナ》の素材にして回避するついでに《死者蘇生》で《ゼロヴォロス》を奪って攻撃力3300の《ダブルバイト・ドラゴン》をリンク召喚。この時既に開始から21ターンが経過していた。
この後《エッジインプ・シザー》が見えてライブラリーアウトが絶望的になったり、デッキ残り4枚で《ライトロード・ドミニオン・キュリオス》がリンク召喚されたりと色々あったが、セットされた《バックショット》を殴られたことと《バルバリッチャ》で900ダメージを入れて火月さんのLPが残り600になったので、《ガトルホッグ》で再度《バルバリッチャ》を蘇生しては墓地へ送ってバーンで削り切って決着。
これが31ターン、1時間半の顛末である。
アド鳥がターン数をかける戦術を選択した為に大会進行に支障を来たしてしまい、申し訳ございませんでした。
第2回戦 vs【召喚獣シャドール】(珊瑚さん)
またしてもアド鳥の先攻。無事《ベアトリーチェ》を着地させ、さらに《バック・ジャック》の仕込みも終えてターン終了。
素材が《スカラマリオン》と《ダンテ》だけなので待つ必要がなく、珊瑚さんのスタンバイフェイズに《マガジン》を落とすと、珊瑚さんが《召喚師アレイスター》を召喚し、《超融合》で《メルカバー》を融合召喚してくる。アド鳥の手札は《バックショット》、《バレット》、《ダンテ》で回収した《グラバースニッチ》だけなので一気にピンチに。とりあえず《バック・ジャック》で《魔サイの戦士》を墓地へ送り、そこから誘発させた《グラバースニッチ》の効果が《メルカバー》に止められたので、墓地の《マガジン》から《バックショット》を落として突破。珊瑚さんは《召喚魔術》で《カリギュラ》を融合召喚し、《アレイスター》を回収してターン終了。《召喚魔術》により《スカラマリオン》を除外されたことでサーチできず。
続くアド鳥のターン、《サモンリミッター》を発動されるも、デッキトップから引いた《死者蘇生》で《メルカバー》を得て《カリギュラ》を突破してターン終了。手札には3回分のコストになる《バレット》と更なるアドバンテージに繋げられる《グラバースニッチ》があったのでかなり盤石な盤面だと思っていた。
《精神操作》を使われるまでは…
そうして《召喚師アレイスター》と共に《暴走召喚師アレイスター》の素材にされ、《メルカバー》が帰ってくることはなかった。《暴走召喚師》で直接攻撃し、珊瑚さんはターンエンド。
アド鳥のターン、ドローしたカードは《ガトルホッグ》。手札には《グラバースニッチ》もあり、普段なら反撃の狼煙を上げるところだが、《サモンリミッター》によりそれも敵わず《ガトルホッグ》をセットしてターン終了。
珊瑚さんは《妖精伝姫-カグヤ》と《召喚獣プルガトリオ》を繰り出し、《プルガトリオ》で《ガトルホッグ》と蘇生された《ダンテ》を突破。《カグヤ》と《暴走召喚師》の直接攻撃を受け、アド鳥のLPは残り250に。《ガトルホッグ》に攻撃された時点で《召喚師アレイスター》を使われていたらここで終了していた。
首の皮1枚繋がった状態でアド鳥のターン、トップで引いた《貪欲な壺》で2枚ドローするとまたしても《貪欲な壺》を引き込む。しかし墓地のモンスターは4枚。《召喚魔術》で2体も除外されたのが響いてくる。《サモンリミッター》下では満足に展開できないため、《バレット》をセットして《ハックルスパー》をssして自壊、これで墓地のモンスターを5枚にして《貪欲な壺》を発動するも、引いたカードはどちらもモンスターであり無念のターンエンド。
《プルガトリオ》の貫通効果により、珊瑚さんの勝利。
的確なパワーカードを用意できる、グッドスタッフ的構築が光っていた。
第3回戦 vs【ヴァレット】(真ゲスさん)
またしても先攻を獲得するも、初手は《バレット》、《おろかな埋葬》、《悪魔の嘆き》、《ディノミスクス》×2であり、《ベアトリーチェ》には辿り着けない。罠3枚を伏せ、《バレット》→《リンクリボー》と《おろかな埋葬》→《スカラマリオン》で《バレット》と《デスガイド》をサーチしてターンエンド。めっちゃ《羽根帚》が怖い。
真ゲスさんのターン、《メタルヴァレット》nsから《ストライカー・ドラゴン》リンク召喚、《リボルブート・セクター》をサーチし、《ストライカー》自壊させて《メタルヴァレット》をサルベージ。そして《セクター》を発動してきたので、効果にチェーンして《ディノミスクス》で除外して不発に。バックを1枚セットしてターン終了。
アド鳥のターン、《ハロウハウンド》をドロー。《バレット》をサーチし、《デスガイド》nsして《グラバースニッチ》をssし、《ダンテ》をX召喚、使った《グラバースニッチ》の効果で《ハックルスパー》をss、《ベアトリーチェ》を《ダンテ》に重ねて《ハックルスパー》を自壊させ、セットカードをバウンスして総攻撃で2800ダメージを与え、ターン終了。
返しの真ゲスさんのターン、《ゲートウェイ》ssから《メタルヴァレット》ssで《守護竜エルピィ》を経由して《天球の聖刻印》をリンク召喚。ここでアド鳥は《ベアトリーチェ》で《マガジン》を落として《バックショット》でぶっぱ。そして《ダンテ》で《ハックルスパー》を回収。真ゲスさんターン終了。
アド鳥は《ハックルスパー》をnsして自壊させてバックをバウンス、《貪欲な壺》で《バックショット》を戻しつつ総攻撃。真ゲスさんの残りLPは900。《ベアトリーチェ》で2枚目の《マガジン》を落としてターン終了。真ゲスさんがモンスターを出した瞬間に《マガジン》をぶっぱなして《バックショット》のバーンで決着。
先攻の優位性がそのまま勝負を決定づけていた。
というわけで2勝1敗で決勝トナメ8人の枠に辛くも滑り込むことに成功。
決勝トーナメント(マッチ)
準々決勝戦 vs影霊衣(おくうさん)
ここで前回大会の優勝者と激突。アド鳥にはとってはリベンジマッチに。
1デュエル目はおくうさんの先攻。今大会で初めて先攻を取られただけでなく、安定の《儀式魔人リリーサー》を使った《クラウソラスの影霊衣》と《カグヤ》Aを立てられた状態でアド鳥のターンがスタート。
初手は《ファーファレル》、《ガトルホッグ》、《アリキーノ》、《バックショット》、《貪欲な壺》と可もなく不可もなくといった内容だったが、《ディノミスクス》をドローしたため打開策が見えてきた。《ディノミスクス》と《ファーファレル》をセットしターン終了。
おくうさんのターン、《カグヤ》Bをnsして《カグヤ》Cをサーチし攻撃してくるも《ファーファレル》の守備力1900を越えられずターン終了。
ここからアド鳥のパズルが始まる。
ドローしたカードは《彼岸の悪鬼 ラビキャント》。まずは《ディノミスクス》で《アリキーノ》を捨てつつ《クラウソラス》を除外、そして《アリキーノ》で《カグヤ》Aを無効化。《ラビキャント》をssし《ダンテ》をX召喚。ここで《カグヤ》Bの効果が発動するも、2枚目の《ダンテ》を墓地へ送りつつ無効にして《アリキーノ》を回収。そして《ダンテ》のコストで《バレット》が落ちたのでサーチしてバトルフェイズ、攻撃して《カグヤ》Aを撃破してターンエンド。
おくうさんのターン。《カグヤ》Bによるバウンスを《ベアトリーチェ》を墓地へ送って無効に、nsされた《カグヤ》Cの効果にチェーンして《マガジン》を装填。しかし《カグヤ》2体を同時に処理するつもりだったのでここでは使わず、《カグヤ》Bの直接攻撃を受ける。
そしてアド鳥のターン、《次元障壁》をドローしたことでプラン変更。《マガジン》をぶっぱなして《バックショット》3枚落として《カグヤ》Bを破壊、《貪欲な壺》で《バックショット》3枚と《カグヤ》で墓地に送った《ダンテ》、《ベアトリーチェ》を戻して2枚ドロー、そこから《魔サイ》を素材にした《ケルビーニ》をリンク召喚し、《グラバースニッチ》と《ガトルホッグ》を落として《スカラマリオン》と《ダンテ》をss、《ベアトリーチェ》を重ねて総攻撃でおくうさんの残りLPが400に。《アリキーノ》ssで終わってたのは内緒。返しで《マガジン》→《バックショット》を落としてバーンで決着。
2デュエル目(in《Raigeki》、《やぶ蛇》×2、《イタチの大暴発》×3 out 《エッジインプ・シザー》、《バレット》×3、《ロストヴァンブレイズ》×2)
《リリーサー》に対して有効打となりうる《サンダー・ボルト》と《イタチ》、バック除去を厚く入れてくる読みで《やぶ蛇》を投入して2戦目。
勿論おくうさんの先攻。またしても「リリクラ」決めて終了。
アド鳥の初手は《ハロウハウンド》、《リビオッコ》、《アリキーノ》、《居合いドロー》、《次元障壁》であり、どうしようもないのでターンエンド。
おくうさんは《終末の騎士》をnsし2枚目の《リリーサー》を用意。総攻撃により2800ダメージを与えてきて、《クロシープ》をリンク召喚、バックを1枚構えてターンエンド。
続くアド鳥のターン、ドローしたのは《アリキーノ》だったので苦い顔をしつつ《悪魔の嘆き》を発動して《ファーファレル》を墓地へ送ろうとするも《灰流うらら》に止められ、ダブった《アリキーノ》をコストに全てを賭けた《居合いドロー》を発動。
…流石に《居合いドロー》を引いて決着する奇跡は起きなかったが、《ファーファレル》を墓地へ送りつつ《デスガイド》をドローすることに成功。《クラウソラス》をフィールドから離しつつ《デスガイド》をnsし《魔サイ》をss、《ケルビーニ》をリンク召喚して《ハックルスパー》を落とすとチェーンで《スケープ・ゴート》を発動され、トークンが4体展開された。《クロシープ》をリンク召喚したのは《羊トークン》を展開するためだったと判明。トークンを可能な限り減らすため、《ケルビーニ》で《グラバースニッチ》を墓地へ送り《ガトルホッグ》をss、手札の《ハロウハウンド》もssして《クロシープ》と《羊トークン》2体を撃破。メインフェイズ2で《ダンテ》を経由して《ベアトリーチェ》を出し、《次元障壁》を伏せてターン終了。《クラウソラス》帰還。
そしておくうさんのターン。《カグヤ》ns、《羊トークン》を《リンクリボー》、《リンク・スパイダー》に変換し、《トロイメア・ケルベロス》をリンク召喚するも《ベアトリーチェ》は《ケルビーニ》の効果で守られる。そしてメイン終了時、《ベアトリーチェ》で《マガジン》を落とそうとしたところにチェーンして《クラウソラスの影霊衣》の効果が発動されたので、それに対して《次元障壁》をチェーンして無効にし、《ディノミスクス》をssしつつ《マガジン》を装填してぶっぱ。《カグヤ》は《ケルビーニ》を対象にして逃れるも、それ以外は破壊に成功。おくうさんは墓地の《影霊衣の反魂鏡》と《ブリューナクの影霊衣》を除外して2枚目の《反魂鏡》をサーチしてターン終了。
アド鳥は《ガトルホッグ》を墓地へ送って《ダンテ》を蘇生し、2体目の《ベアトリーチェ》を出して《ディノミスクス》と共に殴って残りLP5700を削り切って勝ち。
トップに恵まれたマッチだった。
準決勝戦 vsPSYフレーム(ジェノさん)
今度はADS界隈で一番親交がある方と激突。幾度となくデュエルを繰り広げてきたが、果たして今回はどちらが勝つのか。
1デュエル目はじゃんけんに負けたにもかかわらずアド鳥の先攻。《魔サイ》を素材に《ダンテ》をX召喚して効果発動。《魔サイ》の効果に対して《PSYフレームギア・γ》が飛んできて無効になるも、これで他の「PSYフレームギア」を気にせず展開が可能に。デッキの特性上「PSYフレーム」以外の妨害は採用されていないと読んでたので他も無警戒。《ベアトリーチェ》を出しつつその時に捨てた《ファーファレル》で《γ》を一時的に除外、これにより返しのターンで《ベアトリーチェ》の効果を通せるように。ターン終了時、《γ》が戻ってくるも、《ドライバー》は《ロンギヌス》の効果で場に留まったため、結果的に素材を揃えられてしまう羽目に。
ジェノさんのターン、《Λ》を立てられる前に《ベアトリーチェ》の効果を使い《マガジン》を墓地へ。するとジェノさんは《天威の龍鬼神》をS召喚してきて《ベアトリーチェ》を戦闘破壊。アド鳥が《ベアトリーチェ》の効果を使って2枚目の《ダンテ》を特殊召喚する時に実況のSoleilさんが「エクシーズ次元だから《ベアトリーチェ》の効果は…あ、《ダンテ》がいたか」(意訳)とおっしゃってたのが個人的に印象に残った。ジェノさんは1枚伏せてターン終了。
アド鳥のターン、引いたカードは《ロスト・ヴァンブレイズ》1枚目の《ダンテ》で回収した《ファーファレル》を捨てて2枚目の《ベアトリーチェ》をX召喚し、《龍鬼神》を一時的に除外し、直接攻撃。返り討ちにするための《ヴァンブレイズ》をセットしてターン終了。
ジェノさんのターン、攻撃力が戻った《龍鬼神》の攻撃を《ヴァンブレイズ》で狙い通り返り討ちに。するとメインフェイズ2で《機巧蹄-天迦久御雷》をssしてきたので《ベアトリーチェ》で《ファーファレル》を墓地へ送り《ベアトリーチェ》を一時的に除外してEXゾーンを空けつつ装備化を回避。そしてジェノさんは《ミラーフォース・ランチャー》を発動し《ミラフォ》をサーチ、セットしてターン終了。《マーレラ》をチェーンしてssし、《ベアトリーチェ》を帰還させてアド鳥のターン。《オパビニア》で《ディノミスクス》をサーチして「PSYフレーム」の永続カードたちを牽制しつつ、《デスガイド》ns、《ガトルホッグ》ssから《マスカレーナ》、《トロイメア・フェニックス》を素材とした《ダブルバイト》をリンク召喚。この時《ファーファレル》を墓地へ送り《ミラフォ》を割りつつ《御雷》を除外しようとするも、《ロンギヌス》に阻まれ《御雷》は残る。《マガジン》も使えずターン終了。
ジェノさんは《御雷》で《ダブルバイト》を攻撃し、《ランチャー》で回収した《ミラフォ》を再度セットしてターン終了。
《悪夢の嘆き》で《ハックルスパー》を落として《ミラフォ》をバウンスし、《ベアトリーチェ》で《マガジン》を落として《御雷》破壊して総攻撃。1デュエル目はアド鳥の勝利。
2デュエル目(in《ガメシエル》、《ラディアン》、《クモグス》、《サンダー・ボルト》、《帚》、《妨げ》×2、《やぶ蛇》、《砂塵の大嵐》×3、《イタチ》×3 out 《超電磁》、《バルバリッチャ》、《ハロウハウンド》、《リビオッコ》、《ドラコネル》、《ラビキャント》、《バレット》×3、《居合いドロー》×3、《手札抹殺》、《貪欲な瓶》)
【PSY】が苦手なグッドスタッフ寄りな構築にするため、サイドをほぼ総入れ替えして2デュエル目がスタート。先攻はまたしてもアド鳥。手札コストにできる「彼岸」モンスターがいなかったので《ケルビーニ》と《ダンテ》を立てて、《砂塵の大嵐》と《ディノミスクス》をセットしてターン終了。
ジェノさんのターン、《エンゲージ》で《ホーネットビット》をサーチし発動、その《閃刀姫トークン》を素材に《カガリ》をリンク召喚して《ホーネットビット》を回収して続けて《ハヤテ》をリンク召喚。2枚目の《エンゲージ》を墓地へ送ってデッキを圧縮しつつ《ハヤテ》で直接攻撃。メイン2で《Λ》を出してくるかと思いきや伏せ2枚でターンエンド。アド鳥のエンド砂塵により《ミラフォランチャー》と《エア・フォース》が破壊され、《ランチャー》により自身と《ミラフォ》がセットされてアド鳥のターンに。
《ダンテ》のX素材から切った《グラバースニッチ》で《ファーファレル》をssし、《ケルビーニ》で《魔サイ》→《バック・ジャック》を墓地へ送ってデッキトップを整え、《ファーファレル》と《ダンテ》で《マスカレーナ》、《ケルビーニ》と共に《ダブルバイト》をリンク召喚。《ファーファレル》の効果は《ロンギヌス》により不発に。《ダブルバイト》で《ハヤテ》を撃破しジェノさんに1200ダメージを与えてアド鳥のターンは終了。以降《β》を警戒して《ダブルバイト》単騎でのビートが続く。
続くジェノさんのターンは1枚バックをセットするのみで終了。先ほど回収した《ホネビ》と推測。
そしてアド鳥のターン、耐性により破壊は免れたが《ダブルバイト》で攻撃するも《β》に阻まれ、《サイコ・フィール・ゾーン》を警戒し《β》を戦闘破壊。引いてきた《砂塵の大嵐》を伏せてターン終了。
ジェノさんのターンは《サーキット》を発動するのみでターン終了。
アド鳥のターン、《ダブルバイト》で攻撃するも《ホネビ》に阻まれてダメージを与えられずターン終了。
ジェノさんのターンは伏せが1枚増えたのみで終了。現在のデッキトップが《バック・ジャック》で確認した最後のカードであり、それをどかしたかったので、まず《砂塵の大嵐》で今伏せたカードと《サーキット》を破壊してから《バック・ジャック》の効果を発動。すると《γ》に無効にされる。《砂塵》で《サーキット》を破壊しておいて本当に良かった。
アド鳥のターン、《やぶ蛇》をドロー。《ダブルバイト》で直接攻撃し、《やぶ蛇》を伏せて終了。《オーバーロード》の②の効果によりジェノさんの手札に《サーキット》が加わる。ジェノさんは残りLP4100。
ジェノさんのターン、《サーキット》を発動し、《御雷》をss。メインフェイズ終了前にアド鳥が《ディノミスクス》を発動し《マガジン》を捨てて《サーキット》を除外、《マガジン》で《バックショット》を落として1500バーンと共に《御雷》を除去。
ここでジェノさんのターンは終了し、《ダブルバイト》の直接攻撃で決着。
除去が完璧に間に合ったマッチだった。
決勝戦 vsインフェルノイド(豆大神さん)
数多の激戦を乗り越え、気づけばもう決勝戦。
相手は前回大会でも戦った豆大神さん。
前回はアド鳥が《名推理》を駆使してワンターンスリィノヴァワンキルをかまし、シングル戦を制したが、今回それは期待できない。
1デュエル目の先攻はアド鳥。安定の《ベアトリーチェ》を立てて《悪魔の嘆き》を構え、《スカラマリオン》で《デスガイド》をサーチしてターン終了。
豆大神さんのターン、《強欲で金満な壺》を発動した後《妖精伝姫-シラユキ》をnsし《ベアトリーチェ》を裏に。こちらもチェーンして《ベアトリーチェ》を使い、《マガジン》を墓地へ送り、《ガトルホッグ》の効果で《スカラマリオン》をssして自壊。そして豆大神さんは《名推理》を発動。事前の情報から《デビル・フランケン》が採用されていることは判明していたので「2」を宣言。《デビフラ》がめくれ墓地に行くも、「インフェルノイド」が1枚しか落ちない。そして2枚目の《名推理》が発動され、宣言は同じく「2」。またしても《デビフラ》が墓地へ送られるも、今度は4体の「インフェルノイド」を落とすことに成功。処理後アド鳥が《悪魔の嘆き》を発動し、墓地に1体しかいない《リリス》をデッキに戻し、《バック・ジャック》を墓地へ。しかし豆大神さんは《モンスターゲート》を発動。「インフェルノイド」は1枚も落ちなかったが《デビフラ》を特殊召喚。それに対してアド鳥は墓地の《マガジン》を使用して《デビフラ》を破壊。豆大神さんは《リリス》をssして《未来融合》を発動し《リリス》の攻撃。ここでアド鳥が《バック・ジャック》の効果を発動、完全に運ゲーながらも《ロスト・ヴァンブレイズ》をセット。豆大神さんの墓地に「インフェルノイド」は1枚しかおらず、手札が1枚だったので後続が出てくる心配もなく《ヴァンブレイズ》をダメステで発動し、《ベアトリーチェ》を守りつつ《ヴァンブレイズ》をss。そしてエンドフェイズ、一度裏側守備表示になったことで再度効果が使えるようになった《ベアトリーチェ》で《シザー》を落とし、《ダンテ》で《スカラマリオン》を回収。
アド鳥のターン、まずは《トロイメア・フェニックス》をリンク召喚して重複している《ファーファレル》をコストにして《未来融合》を狙うも《リリス》に阻まれる。続けて《デスガイド》をnsして《グラバースニッチ》をssし、《ケルビーニ》をリンク召喚し、デッキから《リビオッコ》をss、そして手札の《スカラマリオン》をss。ここで豆大神さんが《シラユキ》の効果で《リビオッコ》を裏にしてきたので、《シザー》を自己再生させて《ブレイクソード》をX召喚、《ケルビーニ》に守られてつつ《未来融合》を破壊。《ケルビーニ》で《魔サイ》→《バック・ジャック》を墓地へ送ってデッキトップを整えバトルフェイズ。裏守備にされうる《ブレイクソード》で《シラユキ》を攻撃し、《ケルビーニ》で直接攻撃して豆大神さんに1900ダメージを与え、ターンエンド。
返しの豆大神さんのターン、《ルキフグス》をssして《ケルビーニ》を攻撃。身代わりで《リビオッコ》が墓地へ送られるもアド鳥に1100ダメージが入り、エンドフェイズへ。アド鳥が《バック・ジャック》で《ディノミスクス》を伏せる。
アド鳥のターン、《ケルビーニ》で《バルバリッチャ》を墓地へ送り900ダメージ。そして《ブレイクソード》で《ルキフグス》を対象に取るも《スカラマリオン》を除外されつつ逃げられる。バトルフェイズに入り、《シラユキ》で攻撃した《ブレイクソード》を裏返させられるも《ケルビーニ》で破壊。《次元障壁》を伏せてターン終了。
豆大神さんのターン、《消華》で《アドラメレク》を捨てながら《虚夢》をサーチし、《アドラメレク》をssしてバトルフェイズ、アド鳥が《ディノミスクス》で《アドラメレク》を対象に取るも《シザー》を除外されつつ躱される。捨てた《ガトルホッグ》により《ダンテ》をss。《虚夢》に対しては《次元障壁》で融合を宣言して対処。返しで総攻撃して1デュエル目はアド鳥の勝利。
2デュエル目(in《ガメシエル》、《ラディアン》、《クモグス》、《サンダー・ボルト》、《やぶ蛇》×2《砂塵の大嵐》×3 out 《超電磁》、《ハロウハウンド》、《バレット》×3、《手札抹殺》、《ロストヴァンブレイズ》×2、《マガジン》)
2デュエル目は豆大神さんの先攻、《強欲で金満な壺》で実質先攻ドローをすると手札の《アスタロス》を除外して《ベルゼブル》をssし、《モンスターゲート》を発動。《煉獄の響宴》のみを墓地へ送って《インスペクト・ボーダー》をssしターン終了。
アド鳥のターン、《多次元壊獣ラディアン》で《ボーダー》をリリースし、《魔サイ》、《マーレラ》、《嘆き》をセットし、《バックショット》をコストに《居合いドロー》を発動。《スカラマリオン》を落として《バルバリッチャ》をドロー。《バックショット》をデッキに戻す。《スカラマリオン》で《ガイド》サーチしてターン終了。
返しの豆大神さんのターン。《強欲で金満な壺》からスタートし、手札の《ネへモス》を除外して《ルキフグス》をss、その効果で《魔サイ》を破壊。アド鳥は《魔サイ》の効果で《バック・ジャック》を墓地へ送る。そして《ラディアン》の攻撃を受け、2800のダメージ。豆大神さんのメインフェイズ2終了前に《マガジン》を使うも、豆大神さんは《左腕の代償》で手札2枚を除外し《名推理》をサーチ、そして発動した。アド鳥の宣言は「2」。結果は14枚ものカードが墓地へ送られつつ《ボーダー》が着地。アド鳥は《リリス》を対象に《嘆き》、そしてチェーンして《マーレラ》のモンスター化の効果を発動。《マーレラ》をssし、《シザー》を墓地へ送る。これでターン終了。
アド鳥のターン、引いたカードは《嘆き》。ここで取れる選択肢が2つ。1つは効果が使えない《デスガイド》をnsして《マスカレーナ》や《トロイメア・フェニックス》をリンク召喚して《嘆き》で墓地へ送った悪魔族モンスターの効果を有効にすること。もう1つは手札の《バルバリッチャ》をセットして次のターンに祈ること。
墓地には《シザー》があるので、《ダブルバイト》に繋げられればまだチャンスはあると思い、《マスカレーナ》のリンク召喚を選択。壁として《シザー》をssしておき、《嘆き》を伏せてターン終了。
豆大神さんのターン、墓地から《ヴァエル》をssしてバトルフェイズ、そこでアド鳥は《嘆き》を発動して《ファーファレル》を墓地へ送り、《マスカレーナ》を除外。デッキトップから《バック・ジャック》→《リンクリボー》などでもう1体リンクモンスターを出せることに賭けたプレイだった。《シザー》は《ボーダー》に打ち取られ、《ヴァエル》の直接攻撃によりアド鳥のLPは2600に。
《マスカレーナ》が帰還してアド鳥のターン。ドローは《魔サイの戦士》。普段は強力な1枚だが、《ボーダー》には歯が立たない。墓地には《バック・ジャック》がいるので、《ディノミスクス》がデッキトップにいることに賭けて何もせずターン終了。
豆大神さんのターン。《バック・ジャック》で捲れたのが《グラバースニッチ》だったので押し切られてアド鳥の敗北。
3デュエル目(in《イタチの大暴発》×3 out 《やぶ蛇》×2、《貪欲な瓶》)
《ボーダー》メタを厚くして3戦目。アド鳥の先攻。安定の《ベアトリーチェ》単騎でターン終了。《バック・ジャック》によりデッキトップ3枚は入れ替え済み。
豆大神さんのターン。《魔鍾洞》を発動してきたので墓地の《バック・ジャック》の効果をチェーンして《砂塵の大嵐》をセット。ターン終了時に《砂塵の大嵐》で《魔鍾洞》を破壊、《スカラマリオン》で《ガイド》をサーチしてアド鳥のターン。
《ベアトリーチェ》、《ダンテ》、《ガイド》、《バルバリッチャ》を並べて合計6200打点で直接攻撃、メインフェイズ2で《バルバリッチャ》と《ベアトリーチェ》で《マスカレーナ》をリンク召喚して900ダメージ、《ダンテ》を《ベアトリーチェ》にしてターンを渡し、《ベアトリーチェ》で《ガトルホッグ》を落として《バルバリッチャ》を蘇生、自壊させて900ダメージできっちり8000LPを削り切って勝利。
長い大会がついに終了した。
最後に
優勝しました!!!
大事なことなのでもう一度、
優勝しましたよ!!!!!
まずは大会を運営してくださったSoleilさん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
2大会連続して進行の妨げになってしまい申し訳ございませんでした
大会中ずっとデュエルしてて全く放送画面見られなかったので、いったいどうアイコンを活用していたのか、動画楽しみにしています。
そして調整を持ちかけてくださったおくうさんもありがとうございました。
この優勝は9割おくうさんのおかげです!あと1割はじゃんけんと引きですね…
そして大会参加者の皆様もお疲れ様でした。じゃんけん1つ変わってただけで大きく結果が変わってた試合ばかりで、本当に皆さんお強かったです。
何度も繰り返してますが、本当に今大会はじゃんけんの貢献度が高かったです。準決勝は相手が後攻型だったこともあって、じゃんけんには2回負けたものの、負け先を除けば1回しか後攻になっていません。このデッキは先攻の方が得意なので、本当に運が良かったです。
皆さんお疲れ様でした!