はじめまして&遊戯王デッキ紹介【混沌天威恐竜竜星】
アド鳥と申します。
デッキ紹介がTwitterの140字に収まらないので、こっちでやっていこうと思います。
現状デッキ紹介しかやるつもりはありませんが、どうぞよろしくお願いします。
自己紹介をするべきところではありますが、百の言葉を尽くすよりもデッキを1つ見てもらった方が早いでしょう。
というわけで【混沌天威恐竜竜星】の紹介いってみよう!!
デッキ紹介
効果テキストはこちらから(OCGカードデータベースのデッキレシピに飛びます)
様々な要素を1つに纏めた60枚デッキです。
含まれる要素は
・恐竜族
・竜星
・天威
・カオス儀式モンスター
・時械神
といったところでしょうか。
展開例
0、《ボウテンコウ》をS召喚して2妨害を構える
まず初動は、《源竜星-ボウテンコウ》をS召喚するところから始まります。
原則先攻後攻関係なくS召喚します。
《ボウテンコウ》の効果で《竜星の九支》をサーチし、《光竜星-リフン》を墓地へ送ります。
これだけで《九支》で1妨害、そして《九支》で《ボウテンコウ》を破壊してデッキから《地竜星-ヘイカン》、墓地から《リフン》をss、《ヘイカン》の効果で《虹光の宣告者》をS召喚できることから合計2妨害になります。
この《虹光》は戦闘で破壊されないので、かなり厄介な妨害になります。
また、《ボウテンコウ》がカードの効果以外で除去されてしまっても、自身の効果で《炎竜星-シュンゲイ》をssできるので、《九支》の発動条件を満たしたままにしつつ、《虹光》のS召喚を狙えます。
2回も万能無効をくらってもなお1killしてくるデッキはあまり無いので、順調にターンが回ってくるはずです。回ってこなければそこでデュエル終了です。
さて、2妨害をぶつけた次のターン以降ですが、動きは盤面と手札によって様々に分岐します。
1、2回目の《ボウテンコウ》
前のターンの耐性付き《虹光》が残っていて、かつ手札に☆1チューナーがある場合には、そのチューナーをnsして2枚目の《ボウテンコウ》を出すことができます。
これで初動と同じ動きをしつつ、《虹光》が合計2枚墓地に送られることから、儀式召喚に必要なカードを揃えることができます。
2、《超戦士の萌芽》で《カオス・ソルジャー》+《究極伝導恐獣》+時械神
《萌芽》を発動してアドバンテージを稼ぎます。
このデッキのメインコンボです。
《混沌の場》ならこれ1枚で《カオス・ソルジャー》と《萌芽》を用意できます。
このデッキでは☆7闇属性+☆1光属性を墓地へ送って儀式召喚を行います。
☆7闇属性の《オーバーテクス・ゴアトルス》や《天威龍-ヴィシュダ》、☆1光属性の《時械巫女》はどれも墓地へ送って美味しいカードなので、これらを墓地へ送って次の手に繋げます。
《カオソル》は効果モンスターではないので、即座に《ヴィシュダ》の効果が使えるのがすごい便利です。
また、《カオソル》が墓地にいても《萌芽》を使えるので、《墓穴の指名者》などが怖くなければ予めコストにしてしまうこともでき、柔軟に動けます。
召喚権を使わない動きなので、他の展開と併用できます。
3、《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》で《ジュラエッグトークン》に攻撃して大ダメージ
守備力0の《ジュラエッグトークン》を《ロストワールド》で相手の場にssし、《カオスMAX》で攻撃して1killするだけの簡単なコンボです。
《ロストワールド》を残したままだと《カオスMAX》の攻撃力が3500に下がっているので1killには届かなくなるので、フィールド魔法を張り替える必要があります。
ちなみに、《高等儀式術》を用いて《カオスMAX》を儀式召喚することで墓地に《メガロスマッシャーX》や《エンジェル・トランペッター》を墓地へ送れるので、《究極伝導恐獣》や《究極進化薬》の条件を満たす事ができます。
4、《ロストワールド》で卵を割って《ラギア》
《ロストワールド》でssした《ジュラエッグトークン》を破壊する際にデッキから《ベビケラサウルス》や《プチラノドン》を破壊して、その効果でデッキから《オヴィラプター》等をssして更なる展開に繋げることができます。
星4恐竜族が2体並べばメインフェイズ2で《エヴォルカイザー・ラギア》を出せるほか、《ダイナレスラー・パンクラトプス》を出せばフリチェ除去による妨害になり、《怒炎壊獣ドゴラン》を出せば他のモンスターを相手の壊獣から守ってくれます。
《プチラノドン》でssしたモンスターはそのターン攻撃できなくなるので、追撃にはなりにくいですけどね。
また、《ジュラエッグトークン》がいる限り相手は他のモンスターを対象に取れなくなったり、メインモンスターゾーンに置いておくことで閃刀魔法カードを腐らせたり、モンスターを同数にして相手の《魔鍾洞》を突破したりと様々な役割があるので、状況に応じて残すかどうかを決定します。
5、時械神で打開
説明不要ですね。時械神の出番なら投げつけてしまいましょう。《無限泡影》に返り討ちにされるまでがデフォ
6、《時械巫女》と《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》で無限時械神
《チャーチ》の①の効果で毎ターン儀式魔法を捨てて儀式魔法を手札に加えるのを繰り返し、②の効果で儀式魔法を戻しつつ《時械巫女》を使いまわすコンボです。
これにより、毎ターン時械神を出して相手のリソースを枯れさせることができます。
また、墓地の魔法カードの枚数に余裕があれば、《チャーチ》で《虹光》を蘇生させて手軽に妨害を構えることや、各種召喚に繋ぎつつ儀式モンスターをサーチすることもできます。
7、天威で展開
上手くS召喚や儀式召喚に繋げられない場合は、天威の連続リンク召喚で対処します。
手札に《ヴィシュダ》がいれば、それをssして《天威の拳僧》をリンク召喚するだけで召喚権を使わずに除去を放つことができます。
召喚権を使わずともある程度展開できるので、他の展開と(ry
8、《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》をS召喚
《ヴィシュダ》または《パンクラ》と、《ジュラック・アウロ》の2体で手軽にS召喚できます。
また、《幻創のミセラサウルス》で《アウロ》をリクルートすることで、召喚権を使わずに《サバット》をS召喚できるので、他の展開と(ry。
9、《戦線復帰》の活用
このデッキにおいて、《戦線復帰》は主に3つの使い方があります。
・《虹光》や《ボウテンコウ》等に対して使われる《墓穴》を回避しつつ再利用
・《究極伝導》や《虹光》、《パンクラ》を蘇生して妨害
・《虹光》+《ボウテンコウ》=《水晶機巧-フェニキシオン》の素材確保
上手く使って相手のリソースを浪費させましょう。
10、本当にどうしようもない時は・・・
《魔鍾洞》で時間を稼ぎましょう。不要になれば張り替えで解除することができます。
相手のモンスター効果による制圧を打開するのにも使えます。
アンチシナジー
このデッキにはいくつかアンチシナジーなカードの組み合わせがあります。
・場にモンスターがいないことで使えるカードが多い
・《ロストワールド》でステータスが下がる恐竜族以外のモンスター
・《天威の竜仙女》により効果を発動できなくなるEXデッキの幻竜族以外のモンスター
・《虹光》がいると使えない効果を持つ《エフェクト・ヴェーラー》や《ジェット・シンクロン》、手札から破壊された《ベビケラ》など
これらの相性の悪さには注意しましょう。
10月の改訂を踏まえて
遂に今週、来月から適用されるリミットレギュレーションが公表されましたね。
このデッキは奇跡的に無傷どころか、《ドラゴニックD》の緩和により真竜のギミックを搭載できる可能性が生まれました。
永続魔法・永続罠は採用していないので、採用するとしたら真竜皇(凰)になるでしょう。
また、《真竜皇の復活》と《原始生命態ニビル》の相性が良いことと、このデッキでは☆4エクシーズがしやすく《御影志士》をX召喚しやすいことから、これらの採用も考えられますね。
採用候補一覧(メモ)
個人的なメモなので、飛ばしたい方はこちら
・《ドラゴニックD》、《真竜皇リトスアジムD》、《真竜皇の復活》、《原始生命態ニビル》、《御影志士》
上述の通り。
・《五虹の魔術師》
《萌芽》で落とす☆1光属性枠。
バックが厚いわけではないので現状は不採用。
真竜の魔罠が多く入ってくるなら可能性アリ。
・《青眼の白龍》、《伝説の白石》、《太古の白石》、ブルーアイズモンスター
《萌芽》で落とす☆1光属性枠兼《高等儀式術》の墓地送りを1枚で賄う。
枠を食うのと事故率が上がることから不採用。
・《ジャンク・シンクロン》、《ジャンクリボー》などのモンスター
《ボウテンコウ》のS素材になると②の効果を使わないことが多い《ジェット・シンクロン》の無駄をなくしたい。
《ジェット・シンクロン》は《水晶機巧-ハリファイバー》でssすることが多く、現状では《ジャンク・シンクロン》は卵を吊り上げてS召喚くらいしか役割が無い。
《ジャンクリボー》は手札誘発だが、状況が限定的で素引きすると事故要因になるので不採用。
・《猛進する剣角獣》
剣闘獣ではない。
《ロストワールド》を張り替えることなく《カオスMAX》で1killを成立させることができる。
それしか役割が無く、このデッキはそれに特化しているわけではないので不採用。
・《星邪の神喰》
天威や《ミセラ》、《時械巫女》、《究極進化薬》、相手の《墓穴》をトリガーとして墓地肥やしができる。
引いた時に限って墓地から除外しないことが多かったので不採用。
墓地から1枚除外するカードが増えたら採用を検討。
・《リビングデッドの呼び声》
《戦線復帰》と同様な蘇生札。
リンクモンスターを蘇生できたり、場に残る可能性があるので《サバット》と相性が良かったりするが、《ボウテンコウ》や《虹光》を蘇生する際にも攻撃表示固定であること、永続罠故に《サイクロン》をチェーンされると不発に終わることから不採用。
・《逢魔ノ刻》
対象が限定的な蘇生札。
自分だけでなく相手の墓地からも蘇生できるのでトリッキーな使い方ができる上に、表示形式を任意で選べる。
《パンクラ》も蘇生したいので不採用だが、今後の構築の変化次第では採用圏内。
つかいたい。
・《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》
☆7以上を用意しやすく、リンク素材を並べやすいこのデッキに是非採用したいカードだが、《ハリファイバー》から耐性を持ったまま出せる《ヴァレルロード》を採用しているため不採用。
《ハリファイバー》が禁止になったり、EXに空きができたら採用予定。
終わりに
おつかれさまでした。これでこのデッキの紹介は終わりです。
60枚デッキですが、各要素同士が繋がっているので、しっかり回ります。
デッキが応えてくれさえすれば、打倒環境テーマだって夢じゃありません!
またデッキ紹介がしたくなったら書きます。
色分けが見にくい、盤面の画像が欲しい等ありましたら、コメント欄やTwitterのリプ、DMで指摘していただけると嬉しいです。
次回があればお会いしましょう。